どうも!こたろー(@kotarokinawa)です。
沖縄市(コザ)は「ちゃんぷるー(ごちゃまぜ)文化」のまち。色々な国籍、人種の方が行きかう多国籍なまちです。
そんな沖縄市で“キラリと光るステキな人々”にスポットをあてる連載企画【コザ☆マイスター】。
「まちの魅力は、そこに住んでいる人、頑張っている人の魅力から生まれる」。このような思いから【コザ☆マイスター】はスタートしました。
記念すべき第一回目は仲嶺かおりさん。
沖縄市東(ひがし)で「ちいさなカレー屋さんパプリカ」を営むかたわら、ママさん達のサポートをはじめ、色々なことにチャレンジしています。
その視線の先にあるものは…
仲嶺かおりさんプロフィール


かおりさんは「ちいさなカレー屋さんパプリカ」を経営されてますが、スタートは那覇市ですよね?

まずは「都会でチャレンジしてみたい!」という気持ちがあり、2011年に那覇市安謝の新都心でオープンしました。

沖縄市に移転されたきっかけは?

那覇はお一人でいらっしゃるお客様も多かったんです。単身赴任で沖縄にいらしてる方とかですね。
その方たちは任期を終えると地元に戻ってしまうんですね…そういう常連さんとのお別れというのが、やはり寂しくもありました。

ふむふむ。

そしてもともとは沖縄市が地元ですし、パプリカのある沖縄市東(美里地区)は近くに大きな小学校も2校あって、ママさん達やファミリーのお客様が多くいらっしゃいます。
そういう意味では、長いお付き合いのできるお客様の多い地元に魅力を感じました。

なるほど!
ところで、かおりさんは琉大の電気電子工学科出身…なぜ全然“畑違い”の飲食業に??

実はSE(システムエンジニア)にもチャレンジしたんですが、なんか違うかなぁと…

もったいな!

それで、アルバイトで経験した飲食の道に入りました。
お料理を出して喜んでもらうのが快感で。以前から友達を呼んでおもてなしするのも好きでしたし。


「おもてなしが好き」
そんなかおりさんが経営する「ちいさなカレー屋さんパプリカ」は、とてもリラックスできる空間です。
赤ちゃん連れでもゆっくり過ごせるように、床に座ってくつろげるテーブル席や絵本が置いてあるカウンターなど、随所におもてなしの心が感じられます。
カレーへの思い

飲食店の種類ってたくさんありますが、なぜカレー屋さんをやろうと思ったんですか?

弟の結婚式の会場がグァムのホテルだったんですが、そこで頂いたカレーに一目ぼれしまして笑
そのカレーの味を目指して、何度も試行錯誤を重ねて完成したのが、当店自慢の「牛すじカレー」です。

かおりさんが惚れ込んだ「牛すじカレー」。
トロトロになるまで煮込まれた牛すじ肉と、その牛すじ肉から出るダシが絶妙なおいしさを引き出しています。

おうちではなかなか食べられないカレーを。
という思いもあって、手間のかかる牛すじをチョイスしています。
「ちいさなカレー屋さんパプリカ」のカレーは、それぞれベースのだしやスパイスの配合を変えたこだわりカレー。お子様でも安心して食べられるように、辛味スパイスは使用していないそう。
何度でも食べたくなるような優しさのあるカレーとなっています。

カレーはおいしいし、お店はまったりできるし…住んでいいですか?

急にデタ!イヌ!

特に女性はおしゃべりも好きなので、ゆっくりできる雰囲気作りにも力を入れています。
開店から閉店までガッツリお話しされてもいいですよ♪
食を通じてママさん達の笑顔をサポート

女性というキーワードが出ました。
パプリカには女性、特にママさん達が集まってくるようなイメージを持っているんですが、なにか企んでるんですか?

たくら…笑
お客様がママ友さんを連れて来店してくれたり、輪が広がってきてはいますね。
ハンドメイドサークルやオンラインでのカレー教室などの活動をしています。
着物を着る会とか♪





楽しそう!

みんなでワイワイしていますね。
もちろん赤ちゃん連れでのご参加もOKです。
サークルや教室もありますが、ママさん達は何かと忙しいので少しでもサポートをしたいと思って“常備菜”の販売もしています。

何種類もある「ちいさなカレー屋さんパプリカ」の常備菜。酵素がとれる野菜などヘルシーなものばかりです。
毎日の献立に一品加えるだけでママさんの負担が軽くなりますね。今晩のおかずに一品いかがでしょうか。
▼ショッピングサイトはこちらから
そして会社設立へ


そう言えば昨年(2020年)の暮れになにか重大なことがありましたよね?


ハイ。「合同会社パプリカフーズ」を立ち上げました!
食で家族の身心の幸せをサポートする会社です。


おめでとうごさいます!!きっかけはなんだったんですか?


やはりコロナの影響は大きかったですね。
これまでお店での活動が中心だったんですが、もっと積極的に、より多くのママさん達のサポートがしたいと思いまして。


具体的にはどういったことをなさるんですか?


この状況(コロナ禍)なので、オンラインでの料理教室やダイエット料理教室などに力を入れていきます。
また、先ほどお話した常備菜の販売やパプリカ屋台の出店など、より「安心して食を楽しめる」ような取り組みにチャレンジします。
編集後記
ママさん達のサポートをしたいと、色々なことに取り組む仲嶺かおりさん。
「サポートすることで、子育てしやすい環境を作りたい」
「女性の社会進出や少子化対策に少しでも尽力したい」
力強いまなざしでそう語ってくれました。
健康な身体をつくる土台は「食」。
「食」を整えることは、こども達や家族の健康に繋がり、健康であることが心の安定にも繋がる。そう考えると、家庭でのママさんの役割はとても大きいんだなと再認識しました。
そして、そのママさん達のサポートをすることの重要さも感じます。
仲嶺かおりさんのチャレンジはまだまだ続きます。
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